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卵子凍結

卵子凍結を考えれている方へ

卵子凍結とは、将来の妊娠に備えて、若いうちに質のいい卵子を凍結保存してお
くことを言います。
女性は出生時に一生分の卵子を持って生まれ、出生以降に卵子が増えることはあ
りません。
卵巣の中に卵子を抱えて歳を重ねていくので、20歳代前半以降は加齢による影響
で卵子の質が低下していきます。
特に35歳を超えるとその影響は顕著で、妊娠率は低下し流産率は増加します。

「日本産科婦人科学会ARTデータブック2021」

しかし、出産を希望する女性の皆様が、様々な事情によって必ずしも若いうちに
出産できるわけではありません。
卵子凍結はそうした女性が年齢を重ねた時においても、妊娠する確率を少しでも
高められる手段として利用されています。

鍼灸施術でできること

卵子凍結を希望される方に鍼灸施術をすることで期待できる効果は以下の2つで
す。
①採卵数が増える
②質の良い卵子が採れる
鍼灸施術では卵巣動脈の血流が増えると判明している手技をおこない、卵巣へ豊富な血液を送ることにより採卵数が増えたり、質の良い卵子が育つことが期待できます。
当院の特徴と実績データにも記載してありますが、施術前後で同じ病院、同じ刺激強度で採卵された方を比較したところ、平均採卵個数が8.6個から10.0個、平均胚盤胞獲得個数が1.9個から3.5個に上昇しました(年齢は36.9±5.7歳、施術前後全31周期で比較)。
※胚盤胞とは受精後5、6日目に到達する成長段階のもの。卵子の質が悪いと胚盤胞になりにくいので、胚盤胞が増えるということは卵子の質が良くなっている可能性がある。

これらの平均経過年数は22.0ヶ月で施術前後で2年弱経っているのにかかわらず採卵数も増え、胚盤胞の個数も増えるという結果になりました。
また40歳未満に限れば平均採卵個数が11.9個から19.1個、平均胚盤胞獲得個数が2.6個から7.1個にまで上昇しました(年齢は33.8±4.7歳、施術前後全13周期で比較)。これらは平均経過年数が36.0ヶ月で平均で3年経過しているのにもかかわらずここまでの良い数値になっています。

妊娠・出産するのに必要な卵子の個数は?

採卵時にはエコーで確認できる範囲で卵胞(卵子+卵子を取り巻く細胞)を採るのですが、採れた卵胞全てに成熟した卵子が入っているとは限りません。
また凍結したものを融解した時に使用できなくなるものもあります。
それらを含めて考えた時に、妊娠・出産するのにいったいどれぐらいの卵子が必要になってくるのか疑問に思うと思います。
こちらは一つのデータになりますが、ご参考にしてください。

「Fertil Steril. 2013 ;100(2):492-499」

この表からもわかるように、より高い確率を求めるのであれば最低でも10個、できれば20個以上は欲しいところです。
しかし卵子凍結の場合、保険は効かず実費になりますので採卵費用が高額になります。
何度も採卵するのは金銭的負担が増えるので、1回の採卵で1つでも多く卵子が採れることが望ましく、そのために採卵数が増えることが期待できる当院の施術を受ける価値はあると考えています。
卵子凍結をお考えの方はお気軽にご相談してくださいませ。

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