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院長ブログ・お知らせ

2か月で精子数が2.1倍に!!!

2か月で精子数が2.1倍に!!!

1.鍼灸で精子数が2.1倍!

不妊症の原因の半分は男性にある、またこの40年で全世界の男性の精子数が半減しているという事実を踏まえ、当院は女性だけではなく男性不妊にも力を入れております。

精子観察用の顕微鏡を大阪の鍼灸院で唯一導入し、施術効果を観察しており、精液所見のカウントについては大阪で有名な某不妊治療専門病院で研修を受け、合格をいただきました。

2か月前に精子力アップを目指してご来院された方がいらっしゃるのですが、2か月目の精子観察(月に一度観察)で

精子濃度がなんと約2.1倍に増えました♪

精子は約74日かけて作られること、また自分自身の経験から(これはまた後日お話します)3か月はあまり大きな改善はみられないかなと思っていたのですが、2か月で約2.1倍に増えました。

この方の初診時の数値は濃度約2900万/ml、運動率は84%。

それ以前に病院で測った数値に関しても濃度2780万/ml・運動率72%と濃度2210万/ml・運動率54%だったので、この方の初診時の精子力は濃度に関しては2000万台であったことがわかります。

それが鍼灸開始1か月で濃度4370万/ml・運動率80%まで改善し、2か月目に濃度6090万/ml・運動率86.7%まで改善したのです!

当院では毎回ご自分の目で精子の状態を確認してもらうのですが、2か月目の今回に関しては明らかな違いを観ていただけました。

2.精子力はどの段階の方にとっても大切

特に自然妊娠や人工授精での妊娠を目指す方は数と運動率が高ければ高いほど妊娠の可能性が上がります。

また体外受精においても精液所見が改善することで顕微授精ではなく、ふりかけ法でいけるようになる可能性も出てきます。

顕微授精は受精率は良いのですが胚に針を刺すので、少なからずダメージがあると言われています。

なのでふりかけで受精した物の方がその後の経過が良いとも言われるので、

どの段階の方においても精子力が高いに越したことはありません!!

これは間違いなく言えることなのですが、病院ではその人なり精子力でできる方法を考えるので(ふりかけが無理そうなら顕微授精でなど)、精子力を積極的に上げましょうとはならないのが現状です。

しかし精子力が上がればどの段階の治療でも確率が上がるので、精液検査で合格をもらっても慢心しないで欲しいと思います。

3.病院の基準値は低い

精液検査の基準値が低い

精液検査の基準値は病院によって様々です。

WHO(世界保健機関)では濃度1500万/ml、運動率40%を基準としていますが、これはパートナーが自然妊娠された方の数値を上から順に並べた時の下から5%辺りの数値なので、これを下回ると自然妊娠はほぼ不可能と言われる最下限値になります。

これを基準にしているか少し上の基準値に設定している病院が多いのですが、当院では

濃度8400万/ml
運動率77%

を基準値としています。

これは日本人を対象にした大規模な調査によるものなのですが、この数値はパートナーが自然妊娠された方の検査値を並べた時の中央値(それぞれの数値を数値順に並べた時の真ん中の数値)からこの基準値を出しています。

もちろんこの数値より下でも自然妊娠されることはありますが、少しでもこの数値に近づけることが妊娠・出産への近道なのではと考えています。

男性不妊の権威である獨協医科大学の岡田弘先生も

男性の精子力が上がれば妊娠できる人はもっと増える!!

と仰っているので、皆さん少しでも精子力が上がるようにしましょう♪

大阪府吹田市 五月が丘鍼灸治療院 内名博志

院長顔写真

院長 内名 博志

昭和60年生まれ
明治鍼灸大学(現、明治国際医療大学)卒

日本不妊カウンセリング学会:不妊カウンセラー
一般社団法人JISRAM(日本生殖鍼灸標準化機関):理事

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