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院長ブログ・お知らせ

精子の最適温度とは?

一昨日、日本生殖医学会学術講演会へ行って来ました。

今回の大会長が男性不妊の権威である岡田弘先生ということもあってか、男性不妊に関連する講演がとても多かったです。

男性不妊に力を入れている私としてはとても興味深い内容ばかり!

その中でとても興味深いお話をされている先生がいらっしゃいました。
その内容は院内や自宅で採取した精子をどの温度で保管しておくと状態をキープできるのかというものです。

陰嚢自体は34~35℃が良いのですが、採取した精子の最適温度は

人肌(37℃)?
室温?
熱に弱いから冷やした方がいい?

どの温度がベストなのか。

答えは25℃だそうです。

人肌で暖めて(服の中に入れて)持ってきてくださいと言われたことがある方も多いと思うのですが、実際は人肌では温度が高く弱ってしまうようです。

またこれからの季節気温が下がり、寒くなってきます。

精子は寒さにもとても弱いので、冬場の持ち運びも気をつけなければなりません。

タオルで巻くなどして冷えないようにしっかり保温して下さいね!

学会終わりに仲間の鍼灸師と・・・

懇親会


院長顔写真

院長 内名 博志

昭和60年生まれ
明治鍼灸大学(現、明治国際医療大学)卒

日本不妊カウンセリング学会:不妊カウンセラー
一般社団法人JISRAM(日本生殖鍼灸標準化機関):理事

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