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院長ブログ・お知らせ

レーザーリプロダクション学会に参加しました


レーザーと不妊治療

少し前の話になりますが、レーザー治療と不妊治療を掛け合わせたレーザーリプロダクション学会(オンライン)に参加しました。

当院は東京医研のスーパーライザーを導入しているのですが、導入以降治療の幅がかなり広がりました。


レーザー治療で期待できる効果
・着床率アップ
・卵子の質や精子の質アップ
・子宮内膜の厚さアップ

交感神経の緊張を緩和することにより、免疫細胞の働きを適正化することで着床をサポートしたり、卵巣動脈や子宮動脈を狙う事でそれぞれの動脈の血流量が上がることがわかっています。

またミトコンドリアが作るATP(エネルギー)量も増えることが分かっているので、卵子や精子に対しても良い効果が期待できます。

また子宮動脈の血流が増えることで子宮内膜が育ちやすくなるので、なかなか厚くならない方は鍼と併せることで理想と言われる10mmを目指します。

スーパーライザーを導入して以降の成績

昨年の7月に導入してからの2ヶ月でART治療(体外受精や顕微授精)での妊娠が5名(移植あたりの妊娠率が71.4%・5/7)、人工授精での妊娠が2名、自然妊娠が1名と合計8名の方(28~37歳)が妊娠されております。

その時々で移植あたりの妊娠率は上下しますが、着床にプラスに働く可能性は大きいと考えています。

鍼灸院でレーザーを導入しているところはまだまだ少ないですが、様々な効果が期待できるので不妊治療がうまくいかない方はお早めにご相談ください。

五月が丘鍼灸治療院 内名博志

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