1.一般社団法人JISRAM第三回公開講座開催
3月22日(日)に私が所属する一般社団法人JISRAM(日本生殖鍼灸標準化機関)の第三回公開講座が開催されます。
JISRAMの前身である不妊鍼灸ネットワーク時代から毎回100名オーバーの方が出席される人気の講座です。
ほとんどの参加者が鍼灸師なのですが(昨年は医師や培養士の方も出席されました)、出席される先生は皆熱心な方ばかり!
私もここ数年は毎年出席しており、昨年にいたっては男性不妊と鍼灸について登壇しました。
そして今年は免疫と着床について。
免疫と着床は切っても切り離せない!
ぐらい大切です。
2.免疫と着床は切り離せない
え、妊娠するにのに免疫なんて関係あるの?と思う方もいると思いますが、
受精卵のDNAの半分はパートナーの方のものです。
これは半分非自己なので、本来は異物と認識されてしまうのですが、きちんと排除されない仕組みが備わっているのです!
しかしストレスや様々な理由からこの仕組みが崩れてしまうと、せっかく着床した(着床しようとした)受精卵を排除してしまいます・・・
このような理由から免役と着床は切っても切り離せないのですが、鍼灸は自律神経を整えることにより免疫機能が乱れないようすることが可能なのです。
3.当院の移植あたりの妊娠率
このようなこともあり、2018~2019年の当院の胚移植あたりの妊娠率(胎嚢確認)は71.4%(21周期中15周期で妊娠)、心拍確認率は57.1%(21周期中12周期で心拍確認)となりました。
最新の産科婦人科学会が出しているデータと比較するとその違いがわかると思います。
青のグラフが移植あたりの妊娠率なのですが、一番高い26歳で約46%となっており、当院の妊娠率がいかに高いかがわかります。
年齢も29歳~44歳となっているので、この年齢帯でこの数値はかなり良いと思います。
もちろん私が凄いのだ!というわけではなく、西洋医学とうまいこと合わせるとこのような結果になるよというお話です。
西洋医学には西洋医学の、東洋医学には東洋医学の良さがありますからね!
移植してもなかなか着床しないという方はお気軽にご相談下さい♪
大阪府吹田市 五月が丘鍼灸治療院 内名博志
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