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院長ブログ・お知らせ

妊娠しやすい体重にする方法

妊活と運動

こんにちは、五月が丘鍼灸院院長の内名(うちみょう)です。

前々回のブログで妊娠と体重の関係を書きましたが、今回はBMIが高かったり低かったりする場合の適正体重への持って行き方をお話します。

※BMIについてはこちらをご覧ください。
適正体重出ないと妊娠しにくい?!

妊活はストレスがつきものなので、少しでも簡単な方法をご提案しますね(^^♪

目次
1.BMIが高い場合
2.BMIが低い場合

1.BMIが高い場合

BMIの適正値は18~25ですが、妊娠を目指す場合は20~22が理想です。
少しでもこの数値に近づけようと思えば運動や食生活を改善しなければなりません。


体重が過多な場合、食事制限のみによるダイエットをやってしまいがちですが、きちんと運動をして筋肉を鍛えた方が理想的な痩せ方ができます。そしてそれにプラスして食生活を改善することをおススメします

ではどのようなにしたら良いのか?

まずは運動方法から。

運動方法としてはウォーキングがオススメです。
ランニングとなると運動しなれていない方には負荷が大きく、続きません。
また強度が高いので後述しますが、人によってはマイナスになります。

妊娠を目指す為の運動のポイントとしては

☑下半身を鍛える
☑ 激しい運動はNG
☑運動時間は週に4時間以内
☑準備運動、クールダウンはきちんとする

この4点です。

1-1.下半身を鍛える

妊娠しやすい運動方法

運動を取り入れたダイエットをする場合の考え方として、運動した消費カロリーで痩せるのではなく、筋肉をつけて基礎代謝を上げて痩せるというイメージを持って下さい。

基礎代謝を上げるには全身の筋肉の約7割が下半身にあるので、お尻から下の筋肉を鍛えるのが効率的です。

ウォーキングがオススメですが、なかなか纏まった時間が取れない方は日常生活で階段を使うように意識しましょう。

1-2. 激しい運動はNG

激しい運動はNG

強い強度の運動をした方が筋肉はつきやすいですが、なかなか長続きしません。
続かなくては意味が無いので、ほどほどの強度でしましょう。

また強度が高いと活性酸素が大量に発生し卵子に悪影響を与える可能性があります。
卵子には少しは活性酸素が必要なようですが、大量の活性酸素はマイナスです。

心拍数でいうと100~120ほどが良いようなので、アプリで測ってみて下さい。

1-3.運動時間は週に4時間以内

妊活における運動時間

運動時間は週に4時間以内にしましょう。
それ以上になると妊娠率が下がるというデータがあります。

毎日30分の運動であれば4時間以内に収まります。
毎日が大変であれば3日に1回でも良いので、まずは習慣づけましょう♪

1-4.準備運動、クールダウンはきちんとする

妊活運動

普段から運動をされていない方がいきなり運動をすると怪我のもとになります。
眠っている筋肉を呼び起こす為にもしっかりと準備運動をしましょう。

またウォーキング後に急に運動をやめてしまうと活性酸素が大量に発生するそうなので、クールダウンをきちんと行って下さい。

普通のスピードで歩けば良いと思います。

※この運動方法の一部はIVF JAPANグループが推奨するミトコンウォークを参考にしています。

2.BMIが低い場合

BMI低い

BMIが低い場合は体重を増やす必要があります。

ただしBMIが低い方の中で意識的に制限されている方の他に食べても身にならない方がいます。

このような方は胃腸の機能を上げてしっかりと栄養が吸収されるようにしなければなりません。

胃腸の機能を上げるには鍼灸が有効です。

また胃下垂の方も痩せ傾向があるので、胃下垂も治しましょう。
当院でも胃を挙げることが可能です。

また胃や腸は副交感神経が有意になると機能が高まるので、リラックスすることが大切です。

ご自分に合ったリラックス方法を実践して下さい。

BMIが低い方はどのような方法でも良いので、胃腸の機能を上げるようにして下さいね♪

もちろんダイエット中だという方は無理なダイエットはやめて、きちんと食事を摂って下さい。

以上のようにBMIが高い場合と低い場合に別けて書きましたが、いずれにしても少しずつ習慣化できるようにしていきましょう。

五月が丘鍼灸治療院 内名博志

院長顔写真

院長 内名 博志

昭和60年生まれ
明治鍼灸大学(現、明治国際医療大学)卒

日本不妊カウンセリング学会:不妊カウンセラー
一般社団法人JISRAM(日本生殖鍼灸標準化機関):理事

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