五月が丘鍼灸治療院では、妊娠・出産を目指すご夫婦のために、科学的根拠に基づいた鍼灸施術と整体を行っています。
「夫婦二人で授かる」ことを大切に考え、長年培ってきた施術で、不妊に関する悩みを解消できるように取り組んでいます。
卵子の質・着床率の向上
五月が丘鍼灸治療院では、科学的根拠がある「鍼灸施術」と、昭和63年の開業時から培ってきた「整体施術」を組み合わせることで、妊娠や出産を目指します。
当院の施術を受けると、卵巣動脈(卵巣に繋がる血管)の血流が良くなり、卵子が大きく成長するときに豊富な栄養を受け取れるようになります。また、子宮動脈(子宮に繋がる血管)の血流が良くなると、子宮内膜がきちんと厚くなるのです。
これらの働きにより、以下のような効果が期待できます。
- 卵子の質の向上:卵巣動脈の血流が良くなり、卵子にしっかり栄養が行き届く
- 着床率の向上:子宮動脈の血流が良くなるため、受精卵が着床しやすい環境になる
- 採卵数の増加:卵巣が活性化されるため、自然妊娠しやすくなったり、より多くの卵子を採取できたりする
- 胚盤胞数の増加:卵子の質が上がるため、胚盤胞(受精卵が成長した段階)の数が増える
治療期間について
通常、卵子が十分に成長するまでには3ヶ月〜4ヶ月ほどの期間が必要です。そのため、当院での施術を受けた場合でも、卵子の質が向上するまでには同じくらいの時間を要するとお考えください。
施術はもちろんですが、妊娠しやすい体づくりのアドバイスや妊活中のメンタルケアなど、総合的にサポートさせていただきます。
レーザー治療器の導入
当院では、より高い施術効果を追求するために「スーパーライザー」というレーザー治療器を導入しています。レーザー治療器を用いることで、さらに卵子の質の向上と、子宮内膜を着床しやすい状態にする効果が期待できます。
レーザー治療器の仕組みや当院の治療事例については、別のページでご確認ください。
実績とデータ
当院では、自然妊娠はもちろん、採卵で卵子が得られなかった方や胚盤胞まで成長しなかった方など、たくさんの方々の妊娠・出産をサポートしてきました。
施術開始から2ヶ月で初期凍結に成功
例えば、約1年間成熟した卵子が採れなかった方が、当院での施術を開始してから2ヶ月で成熟した卵子を採取でき、初期胚凍結できたケースがあります。AMH(アンチミューラリアンホルモン)が低く、FSH(卵胞刺激ホルモン)が高い状態でしたが、採卵できた周期にはFSHが正常範囲内に入っていました。
FSH値が改善する人が多い
FSHが高いということは卵胞の発育が十分でないことを示しますが、当院で継続的な施術を受けると、FSH値が改善される方が多くいらっしゃいます。どこまで改善できるかは個人差がありますが、例えば、FSHが50代だった方が30代レベルまで、30代だった方が10代レベルまで改善したケースもあります。
凍結胚盤胞移植による妊娠率が高い
当院の施術を受けた後の凍結胚盤胞移植1回あたりの妊娠率は、日本産科婦人科学会のデータよりも高い実績を残しています。
2023年12月末時点での当院の凍結胚盤胞移植による妊娠率は49.0%(204件中100件)で、学会が示すデータより約7%高い結果です。また、この数値は受精卵の育ち具合によらず算出されており、胚の状態があまり良くないとされるグレードCCで出産した方も4人含まれています。夫婦で取り組む妊活をサポートします
男性不妊に強いからこそできるサポート
妊活において、ご夫婦間での温度差が生じるケースは少なくありません。特に、男性側が不妊治療への関心が薄い場合は、女性側の身体的・精神的負担が大きくなりがちです。
残念ながら、現在でも「不妊は女性の問題」という考えが根強く残っており、男性側の意識が十分でないケースもあります。今までの経験上、男性の妊活に対する意識を向上させることは容易ではありません。しかし、男性不妊に強い当院だからこそできるアドバイスもあります。少しずつでも男性側の意識が変化してくれるようにサポートさせていただきますので、「夫婦二人で」妊活に取り組んでもらえればと思います。
専門資格を持つ院長が担当
当院では、日本不妊カウンセリング学会認定・不妊カウンセラーの資格を持つ院長が施術を担当します。基本的に他の方と並行して施術することはないため、ご安心してお気持ちをお話しください。
施術時には、妊活に対する不安や旦那さんとの関係についてもお話を伺えます。これまで多くの方から、妊活への不安や悩みを話すことで「帰るころには気持ちがスッキリした」との声をいただいています。
夫婦間の不妊治療に対する温度差を少しでも埋め、「夫婦二人で授かる」を合言葉に、不妊カウンセラーとしても最大限にサポートいたしますので、一緒に妊娠・出産を目指しましょう。
妊活に役立つ情報を発信
最新の学会や研修で得た知識をもとに、妊活に効果的な生活習慣なども詳しくアドバイスいたします。日々の妊活に役立つ情報は、院長ブログでもご紹介しています。
施術事例
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)
多嚢胞性卵巣症候群は、一周期に多くの卵細胞が育ち、一つひとつの卵細胞が成熟しにくい特徴があります。つまり、成熟した卵子が少ないため、自然妊娠が難しく、体外受精においても成熟した卵子が採取できないケースが多くみられます。
多嚢胞性卵巣症候群の不妊治療では、卵胞を成長させるための注射を行います。当院の施術を受けられた方は、少ない注射量でも卵胞がしっかり育ち、10個以上の成熟卵子を凍結保存できるケースがあります。さらに、施術を継続したことで、注射をせずとも卵胞が育ってくる方もいらっしゃいました。
当院で一定期間の施術を受けられた方の多くは、1回の採卵で10個以上の成熟した卵子を凍結でき、その後は1回〜2回の移植で妊娠に至るケースが大半です
抗セントロメア抗体が陽性の場合
抗セントロメア抗体が陽性の場合、受精が困難になり、受精できても胚の分割が進みにくいとされています。
しかし当院では、これまでに6名の抗セントロメア抗体陽性の方が来院され、そのうち5名が妊娠されています(2024年11月現在)。残りの1名の方も、長年の不妊治療で一度も胚盤胞に至らなかったものの、当院での施術を受けてから初回の採卵で胚盤胞ができました。
抗セントロメア抗体陽性でお悩みの方も、妊娠にできる可能性は大いにあると思っています。どうぞ諦めないでご相談ください。
病院未受診の方へ
妊娠に関わる疾患や機能の低下は、外見からは分かりにくいものです。妊活を始めたものの、なかなか妊娠に至らない方には、まず病院の受診をおすすめします。
いくら鍼灸施術や整体施術で体の状態を整えても、卵管が詰まっていると受精や着床はできません。また、ホルモンバランスに異常があり治療が必要な場合、どれだけ自己流で妊活を頑張っても妊娠は難しいのです。
当院での施術を始める前に、ぜひ病院で検査を受けて、ご自身の身体の状態を把握しましょう。卵管や甲状腺の状態を確認し、妊娠に必要な機能に異常がないかを調べることが大切です。
お問い合わせ・予約方法
当院では、妊娠を目指すご夫婦のために、豊富な経験と科学的根拠に基づいた鍼灸施術・整体施術を提供しています。 「夫婦二人で授かる」を大切にし、完全予約制のもとプライバシーが守られた環境で、一人ひとりの状態に合わせた丁寧な施術とカウンセリングを実施いたします。
心と身体の準備を整え、ともに妊娠に向けて歩んでいきましょう。ご予約・お問い合わせはこちらから承ります。妊娠や不妊に対するお悩みなど、お気軽にご相談ください。
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